信玄餅と謙信餅
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
きゃすてゐらです。
今日は素敵なお土産を頂いたので、そちらのご紹介です。
じゃじゃん!
信玄餅です!
皆様ご存知超ポピュラー銘菓ですよね!ね!
この包み…ワクワクすっぞ!
この可愛らしい包み、手作業で一つ一つ結んでいるそうです。
不器用な私は1日でクビになりそうな仕事ですね。
さあさっそく!
包みを開いて、この黒蜜を…
と、その前に
このカバーを外すのをお忘れなく…
理由は言わずもがなですが、実はこれがとんでもない悲劇を生んだことがあるのです。
私が生まれるよりも前のお話です。
ある日、バリバリのトラック野郎だった父は
長距離運転、寝ずに走り続けた疲労から大きな事故を起こしてしまいました。
お相手もトラックで、二人とも命に別状はありませんでしたがかなりの大怪我だったと聞いています。
父は肺に骨が刺さるほどの重体。
全身骨折や打撲だらけだったとのことです。
そんな怪我も治り始めた頃、新潟県の銘菓「出陣餅」を持って家の女性陣がお見舞いに来ました。
談笑しながら出陣餅を食べ始める面々。
「ほうら、見てごらんなさい!とっても綺麗に蜜がのったわ!」
得意げに語る祖母がいざ食べようとすると…
御察しの通りです。
プラスチックのカバーに阻まれ、刺しても刺してもささりません。
そう、このカバーに。
未だに話題に上がるくらいですので、我が家の三大悲劇のうちの一つに認定してもいいでしょう。
恐ろしいですね。
皆さんも信玄餅・出陣餅を召し上がる際はどうぞお気をつけて。
さあ、そんな悲劇が起こったのも30年近く昔の話ですね。
前述の話に出てきた出陣餅。
新潟県の一部地方の方以外は一体どんなものなのか気になって夜しか眠れないことでしょう。
ハッキリ申し上げますと、ほぼ同じです
同じように包まれていて、カバーがあって、黒蜜が別添えされている…
ほとんど同じビジュアル・味となっています。
何が違うのか調べてみました。
どうやら信玄餅は普通のおもち、出陣餅は中のお餅がよもぎもち、という違いがあるそうです。
この二つを出している会社、創業は同じ年のようですが
信玄餅の方が一年先輩のようです。
と、まあこんな感じで競り合っているというのを聞いていたのか聞いていないのか
私は出陣餅を「謙信餅」と覚え違いしていました。
謙信公と信玄公の友情ライバル感が好きすぎるので、うっかり覚え間違えていたんですね。
皆さんも是非、銘菓「信玄餅」「出陣餅」
一度は召し上がってみてくださいね!
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